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サラハト・ハサノフ「日本代表には手が届かない。その固定概念を破壊しました」

2022.09.09
新極真会ニュース

第7回世界ウエイト制大会直前特集2022年9月24-25日◎ポーランド・キエルツェ
The 7th World Karate Championship in Weight Categories 24th, 25th September 2022

アゼルバイジャン支部/180㎝、82㎏
第6回全世界ウエイト制大会中量級優勝
全ヨーロッパ大会2021中量級準優勝

――大会を目前に控え、現在の状態はいかがですか。
「重要な大会が近づいてくると、自然と興奮してきます。世界ウエイト制大会でもいい結果を残せるよう、一生懸命、地道な稽古を積み重ねています」

――大会へ向けてどの部分を重点的に強化してきましたか。
「現段階では朝と晩、一日に2回稽古をしています。その中で主に専念しているのは持続的な組手稽古です」

――前回大会からの5年間で肉体面、技術面、精神面で、どのような変化がありましたか。
「体重が増えたので、肉体面、戦略面、技術面を体重に合わせて再調整しました」

――前回大会で中量級のチャンピオンに輝きましたが、気持ちの面で変化はありましたか。
「人間にとって勝利は精神的、心理的な重荷にもなるものです。このプレッシャーがすべての面において影響を与えました。ただ、だからこそ地道な稽古を積み重ねているのです」

――今回は中量級ではなく軽重量級での出場になりますが、トーナメント表を見てどのような感想を持たれましたか。
「このレベルの大会になってくると、もはやすべての選手が予測不可能ですので、特別な感情はありませんでした」

――その中で意識している選手はいますでしょうか。
「ヴァレリー・ディミトロフ選手と加藤大喜選手です。高い闘争心、完成されたテクニックが際立っている選手です。彼らにはぜひ勝ちたいと思っています」

――勝負のポイントは、どこにあるとお考えですか。
「ポイントはテクニック、スピード、精神力。この3大必須要素だと思います」

――ハサノフ選手から見た日本代表選手の印象を聞かせてください。
「日本代表はいつでも私たちの手の届かないところにいるような気がしていました。しかし、私たちは第6回世界ウエイト制大会で、その固定概念を破壊しました。ただ、先ほども名前を挙げた加藤大喜選手や江口雄智選手は強敵です。すべての試合が難しいものとなるでしょう」

――軽重量級にはヴァレリー・ディミトロフ選手など強豪が揃っていますが、今大会を連覇して世代交代を成し遂げたいという思いもありますか。
「もちろんです。誰もが歴史に名を残したいと思っていますから、そう思って当然です。ヴァレリー選手を超えて世代交代を成し遂げたいと思います」

――前回大会は日本が8階級中7階級を制覇する中、力強い組手で一矢報いることに成功しました。2階級制覇にかける思いもお聞かせください。
「品位を持って闘い、軽重量級で確固たる地位を確立したいと思います」

――今大会でもアゼルバイジャン旋風が吹き荒れそうですね。
「アゼルバイジャン支部の強さをもう一度披露するつもりでいます。いい結果を残せるよう、大会まで一生懸命、稽古を積み重ねたいと思っています」

空手LIFE2022年9&10月号より


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