NPO法人 全世界空手道連盟 新極真会
代表 緑 健児

私たち新極真会は「心極める」という理念のもと、青少年育成・社会貢献・国際交流を活動の柱に据えて、日々武道空手の振興に邁進しております。日本で発祥した空手道の飛躍的な国際化を裏付けるように、当会も今や世界94ヵ国に10万名の登録会員を有するまでに成長してまいりました。空手は国境や人種、また宗教や年齢、そして性別などのすべての垣根を越えて、誰もが生涯を通じて修業できる崇高な武道として世界中で愛され、多くの人々の心を豊かにする役割を担っています。特に近年では少年少女の空手人口が著しく増大し、社会で憂慮されているイジメや引き込もりといった深刻な問題解決の一翼を担っていると自負しています。

私たちの活動は日々の道場稽古はもとより、その稽古の成果を国内外で競う、各種の選手権大会開催を通じて広く国際社会の皆さまにご紹介させて頂いています。この選手権大会は4年に一度、東京で開催しております体重無差別の世界トーナメント、「全世界空手道選手権大会」を頂点として体系化されており、2011年には記念すべき第10回全世界大会という大きな伝統の節目となるイベントをおこない、2015年の第11回大会まで空手母国日本が王座を死守しています。

また、国内でも40余年の歴史を誇る体重無差別の「全日本空手道選手権大会」を最高峰とした選手権大会を開催しており、毎回優秀な選手たちの出場により熱戦激戦が繰り広げられております。

こうした選手権大会への出場者は、あくなき「強さの探求」というものを念頭に置き、その探求に不可欠な厳しい日々の鍛錬を自身に課す武道家の集団でございます。この鍛錬の過程で、自分自身に打ち克つことができる者こそが勝利の栄光を手にすることができるのです。互いに修業の成果を競い合い、力と技を切磋琢磨する武道家たちの戦いはとても清々しく、見るもの全ての心に感動を与えてくれます。

私たちはこの素晴らしい武道空手の世界的振興を一層推進するべく、「オリンピック正式種目化」を目指して、長期的なスパンでその実現に取り組んでおります。非常に困難な道のりではありますが、未来の日本を支える武道精神の啓発に不可欠な社会活動であるとの強い使命感をもって、組織一丸となってこの壮大なロマンの実現に向けて歩を進めて行く所存でございます。

最後になりましたが、こうした私たちの活動、特に選手権大会は、広く社会の皆さまのご理解や、何より企業団体の皆さまからのご協賛を賜ることで開催することができます。何とぞ、私たちの活動に対してご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。今後も「世界最強最大の武道団体」を自負する新極真会にご指導とご鞭撻をお願い致します。

 

緑健児 PROFILE 略歴
1962年4月18日生まれ。鹿児島県奄美大島出身。
1978年に上京し、国際空手道連盟極真会館に入門。軽量級選手として活躍し、第2、4、7回ウエイト制大会軽量級を制す。
1991年には日本代表選手として第5回世界大会に出場。165cm、70kgの体格ながら巨漢海外勢が多数エントリーする中、過酷な闘いを制し、軽量級選手として史上初の無差別級王者となった。
現役を引退後は、故郷奄美と福岡県で後進の指導に当たる。また組織活動にも精力的に努め、2000年、NPO法人極真会館の代表理事に就任。2001年、IKO(全世界)の会長に就任。2003年に組織名称をNPO法人全世界空手道連盟新極真会に刷新。現在新極真会を統括し、骨髄バンクチャリティーや献血など、社会貢献にも力を注ぐ。